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中学2年生になる時でした 横浜で生まれ育った私は家の事情で藤沢に引っ越し 転校生となって新しい中学に通い始めます
転校してまだ1ヶ月も経たない頃一人の同級生と仲良くなりました ま、「仲良く」 と云っても好奇心で話しかけてきた同級生に気を使って対応する程度だったのですが 彼に丹沢に行こうと誘われ まだ環境に慣れていない自分は彼との山行きに断る理由を見つける事ができませんでした    見切り発車のような気持ちで小田急線の何処かの駅からバスに乗り 終点から歩き始めたんだと思います  

菩提峠からヤビツ峠を越えて大山に登る縦走でした でも本当の彼の趣味は山登りではなく 蝶々を採ることだったのです 中でも「ギフ蝶」と云う種類が欲しかったらしく 山を歩いている間 何度も「あっギフ蝶!!」と云って網を出して何処かへ走って行ってしまい それが道中幾度も続いたのでした ま、蝶々に興味のない自分はその間 ただそこで待っているだけなのですが やはりそんな山行きは楽しくはありません  だから他に誘いに乗る友達も居なくてたまたま断り切れなかった転校生と云うカモが私だったのでしょう 
多分ルート自体にも山慣れしていない子供には無理があったのでしょう ヤビツから大山への合流に来たときには すでに疲れはて 登る気力も失せていました  4月でしたが陽も暮れ始めて 空腹と疲労と心細さで簡単に下山を選択して やっとの思いで麓にたどり着いた と記憶してます

IMG_0666.jpg今回はそんな思い出の大山にリベンジ登山です 
海より山が好きなこともありキャンプや渓流釣りや林道ツーリングで山遊びをしてきましたが あの頃そのように大山頂上に行けなかったのは ずっとトラウマになり 自分には山登りは向いていないとさえ思い続け  今更だけど山歩き ハマって良かったです やってみるとやはり楽しいです 取りあえず行ってみたい山がそれなりにあるのですが やっぱ大山は行っとかなきゃ

今回この大山行きに付き合ってくれたのは兄でした 彼は10代の頃からの山屋ですが ここ数年は年に2~3回しか登っていないと云うことで気楽に行ける大山が良いとのこと
でした 丹沢を熟知してる兄に菩提峠から登った子供の頃の思い出を話すと 「子供には無茶な行程だナ~」との事でした

IMG_0670.jpgこのいかにも歴史を感じる石碑には 「これより女人禁制」 と書いてあります 裏には弘化2年とありました 調べたら江戸時代 今から172年前です つい先日も相撲の土俵の上で似たような事がありましたネ そんな時代だったのもビックリですが その時代にこんな重い石碑を麓から運んだことにビックリです 

そしてヤビツ峠からの合流をなんとも言えない気持ちで通過して そこからあまりにも僅かの距離で大山頂上だったのも 笑えました 今になってしまうと あの頃どうしてここから降りてしまったのか 地図だって持っていた筈なのに とにかくもう嫌だったのでしょうネ 
その後 彼とはあまり遊ぶ事はありませんでした嫌な奴では無かったけど とても真面目で全く違う趣味趣向の子だったのでしょう 多分大山の道中もさほど楽しい会話も無かったのでしょうネ   学校に慣れた頃できた友達とは 中学高校と毎夏休みは丹沢にキャンプに行って楽しみました

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今回は秦野の駅からバスで蓑毛まで ここは散々来てるけどバスで来たのは初めてで ここから登り始めました 大山と云ってもそんなに簡単ではない山で そこそこ楽しめます 樹林帯ではヒーヒーと喘ぎながらも 観晴らしの良い場所に来ると 爽やかな風と共に相模湾と横浜あたりまで見渡せる眺望に 癒されます
頂上は人がたくさん そこはやはり大山観光登山的な気安さはありますが ま、今回は妻を誘ってくるための下見的なこともあったし 独身時代は良く2人でバイクツーリングをしたけど 今では法事くらいしか会うことのなくなった兄との山行きは とても楽しく実りある一日でした
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