2018.07.12 涸沢へ
軽く渋滞ぎみの釜トンネルは今よりもかなり路面が荒れて こんな急登で止まったら再発進は難しいと思いながら 前の車に着いて行くと トンネルを二つ抜けた先は まだ路肩に雪の残る別世界だった 
視線の先には 厚い雲の切れ間から時々姿を現す穂高連峰の圧倒的な迫力は忘れられない  

上高地が車両の乗り入れを全面的に規制する前    最近久々にその名を聞いた あの人が 上九一色村から連行されたその日 友人と二人でバイクツーリングに出かけた時の事だった

その時 どんなに印象に残ったにしろ 自分が山に登るとは思わなかったし でもあの穂高連峰の存在感は強く心に残り 多少なりとも山に対する気持ちを変えたきっかけだったように思う

そんな穂高  取りあえず涸沢まで行ってみたIMG_0966.jpg 



















仕事終わりで中央自動車に乗り 長野道のみどり湖PAで仮眠して朝 沢渡バスターミナルに向かった
この道も久しぶりなので 距離感がつかめなかったけど 思ったよりスンナリ予定のバスに乗れて ワクワクしながら思い出の釜トンネルへ やっぱり急登だよな ・・・

IMG_1040.jpg上高地で朝食をとり 歩き始めたのは7時半ころ
明神でタイツを脱いで短パンになる 小鳥のさえずりと林間の木漏れ日が気持ちいい 晴天ほどではないけど丁度良い天候 穂高連峰もてっぺんに雲がかかっている程度
徳澤でトイレ休憩と栄養ジェル補給 ここから何故か飛ばし過ぎた ザックもテント泊の割には11Kg前後と軽めにしたけど やはり日帰りの山行きよりははるかに重い 横尾に着くころはいつもの左脚の指を攣っていた 一ヶ月以上山に行ってないからかナ?

この屏風岩を過ぎる頃 横尾でキャンプして帰る選択もあった  微妙に攣りそうな脚だけど 慎重に歩いてとにかく涸沢を目指すことにする




IMG_0956.jpg今回テント泊用に入手したザックは「グレゴリーのパラゴン48L」 
ショップに15Kgの荷入りの65Lザックが置いてあって 試しに背負ってみようとして持ち上げたら もう それだけで現実として考えられない こんなのを背中に歩ける気がしない
スタッフの方も 察してくれて ウルトラライトな装備を整えれば40L台でも大丈夫ですヨ と云ってもらい
手持ちの2人用のテントや大きい3シーズンシュラフは諦めて 軽くコンパクトな物を買い揃えた
おかげで水と食料やカメラを別にするとテント泊を48Lで10Kgを達成 でも予定外の出費に。。。
それなりの年齢になって山を始めるって 色々なリスクを伴うのネ




IMG_0998.jpgで、なんとか本谷橋までコースタイムの1時間で来れたので ここから2時間の登りを頑張ろうと思った
ここまで来る間 登山道に普通にサルが居たけど サルの群れは苦手だ 過去にも渓流で遭ったことはあるがここまで近距離は初めてで 無視して進むもハラハラだった

途中 道が崩落していた ロープ伝いにトラバースをする 無理な態勢に脚の膝裏も攣る かなり焦ったけど何とか乗り切り 道に上がってからゆっくり休憩しながらマッサージをする 







P7110028.jpgその後 涸沢ヒュッテが観えてからもかなり登りがあり なかなか辿り着かない 結局コースタイムを大幅に遅れて到着 まだまだ雪渓が残り寒い 食事の提供の時間が終わると云うので テントを張る前に遅い昼食をヒュッテのテラスでしようと思ったが 汗になったウェアは急激に冷えて のんびりと出来ず 慌てて完食



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紅葉のシーズンになるとビッシリとテントが並ぶテン場も 今日はこんな感じで かなり寂し気
さほど良く見ないで設営地を決めてしまい 少しデコボコした寝床になった 
皆さん薄手だけどダウンの上下を着てたりして この時期はそんな感じなのネ 
インナー用の薄いダウンジャケット持って来て良かった・・・
慌ててテントを張り 夕食用にヒュッテで買ったおでんを温めなおして 自販機の缶ビールで流し込む 本当は熱燗のほうが良かったのかも・・・







IMG_1030.jpg少し雨も降りだしたので インナーダウンの上におnewのレインを着込む

一人用テントはモンベルのステラリッジ1型にした 4色選べるフライシートはオフホワイトに 案の定このテン場もステラ派とニーモ派が多かったけど 白のフライは居なかった





P7100022.jpgしかしステラのタテ型入り口 使い辛い 入り口低めで 出入りで引っかかってまたどこかを攣る 暗くなるとすぐにテントに籠ってしまった 一人用の極狭テントの中でザックの中身を全部出すと とりとめのない事になり 欲しい物を探す為に身体を動かすとまた新たな場所を攣る 7時過ぎから零時近くまで 疲れすぎてか全く眠れず 眠るまでに100回以上は寝返りを打ったはず・・・ 


IMG_1036.jpg辛く永い夜を過ごし 4時間程は眠れたようナ 本降りだった雨も朝には止み テントを乾かす程に陽射しも出て 6時過ぎには出発できるように朝食も身支度も済ませました  ヘルメット姿にアタックザックでザイデングラートへ向かう方たちを羨望の眼差しで観つつ帰路に着きます
近いうち私も穂高に登ってみたいですネ ま、今回はその下見ってことです


IMG_1075.jpg涸沢のテント場を出てからは とにかく脚を攣らないように 序盤は後から下って来る方達にどんなに抜かされてもマイペースを崩さずにゆっくりと歩き 本谷橋で早めのランチ休憩を済ませてからは かなりのペースでスタスタ歩き コースタイムを短縮して横尾に着きました その間疲れているはずの脚が攣ることはありませんでした








IMG_1117.jpgやはり過信は禁物でしたネ まずは慎重な歩き始めが重要です 解っていた筈なのに怠ったのが昨日の結果です
横尾では自販機でコーラを飲みカロリーメイトを食べて出発 ここからはトレッキングポールは使わず 音楽を聴きつつ 行動食を摂取したり のんびり林道歩きを楽しみました それでも3時間程で上高地に帰り着き 2:25の沢渡行きのバスに待ち時間無しで乗る事が出来ました


今回はただ漠然と あの穂高に登れるかも と云う下見程度の山行きでしたが 初日まだフラットな林道の段階で脚を攣り そのまま最後まで症状を繰り返し 7~8時間程度の歩きでこんなになって 穂高なんて行けるのかとても不安になりましたが
高低差1200m登る塔の岳でもこんな事は無いのに 穂高には登らず途中の涸沢までだから。。。 と 少しナメていたのかもしれませんね・・・

今回の教訓を生かして この夏か秋 穂高 登れたらいいナ~

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